眠れぬ王子と猫な僕
第2章 望まれぬ子
「はぁ、そろそろ入れるか。」
男が自身を僕の穴にあてがう。
「ひやっ!!やめてっ!待って!あぅ、アッアッアッ………ッ」
軽く触れただけで、喘いでしまう。
――――ググググッ
「あがあ゙゙ぁ゙ぁ゙ぁぁぁ」
声にならない声で叫ぶ。
「いだいいだいいだい!抜いて!お願いだからぁ…」
大粒の涙が溢れた。また、汚れが増える。
――――洗っても洗っても、とれない汚れが……。
そんな僕には構わず、男は激しく動く。
「だ、めぇ゙!ぃやだ!!あ、あ、あ///」
「う、くっ!はッ、出るッ!」
――ドピュッドピュドピュッドピュッ
男は僕のナカに出し終えると、服を整えて、再び僕に首輪を着ける。
僕の着ていた服を僕に投げつけると、
――ヒュルル
と、リボンをほどいた。