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眠れぬ王子と猫な僕

第16章 誓いのリング

side妖巳

























「うぅ……つめたい………」

























ひやりとした感触にびくりとした。
























服も着ずにコンクリートの上で寝てしまったようで、身体がとても冷えていた。
























シャワールームから明かりがもれていたから、璃依さんが居ることがわかった。





















「うっ……つぅッ!」






















立ち上がろうとして腰が痛んだ。



















ここには時計がなくて、窓もない。


















「んぅ……。




ここにきて、何日だろう…?」


























なんとかベッドに仰向けになりそんなことを考えていた。


























































「なんだ。起きてたのか。」





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