眠れぬ王子と猫な僕
第2章 望まれぬ子
「おら、はやくしろって言ってるだろ!!」
パァンッ!
おもいっきり頬を叩かれる。
僕は半泣きだった。
痛くて、痛くて、辛くって。
パンッ!ドカッ
男は絶えず僕を殴り、蹴り、痛めつける。
「あ、あ、ごめんなさい!ごめんなさい!自由に出せないんです!な、殴らないで!」
「チッ、めんどくせぇな。おい、首輪外すぞ。」
「あぅっ!」
乱暴に髪を引っ張られ、男は首輪に手をかける。
そして鍵を開けて、首輪を取る。
――――ぐるるぅぅ〜
「あッ///」
不意にお腹が鳴る。
すると男は、
「なんだぁ?お腹が空いてんのか?」
―――男がニンマリと不敵に笑う。
ゾクゾクッ
背筋に悪寒が走る。
「だったら俺のを食わせてやるよ!」
男は手早く自分のモノを取り出すと、僕の顔に寄せてくる。
ヤダ。こんなの、、、 もう嫌だ。
こんな汚いの、口になんて入れたくない。
中々くわえない僕にしびれを切らしたのか、男は無理矢理僕の口に突っ込んできた。
「んぐッ、はぁ ンンッ///だぁ、ひッ、てぇ!くる、ひぃぃぃッ……っ」