怖バナ特集
第1章 君が望むなら
ある日の事。私は親友のさきに、教室のすみへと呼びだされた。
『あんたにいやがらせしてた三年の女子、うでの骨折ったって………』
智哉さんとつきあいだしてから、私はいやがらせにあっていた。イヤミを言われたり、ぶつかられたり。すごくつらくて、さきに相談してたの。でもなぜか、最近いやがらせがやんで、不思議に思ってたけど……。
そんなことになってたなんて……驚く私に、さきが言う。
『で……。その骨を折ったの、智哉さんらしいよ。見た人がいるみたい』---------え!?『智哉さんヤバくない?私にも絶対いやがらせの犯人見つけるとかって言って---』
そこまで言ってさきは、しまった、という顔をした。智哉さんが、犯人を見つけるって……どうやって?
『--さき、智哉さんにいやがらせの事言ったの?私、黙っててって言ったよね?約束破るなんてサイテーだよ………』
『ごめん……でも、くるみの事が心配で……』
『あんたにいやがらせしてた三年の女子、うでの骨折ったって………』
智哉さんとつきあいだしてから、私はいやがらせにあっていた。イヤミを言われたり、ぶつかられたり。すごくつらくて、さきに相談してたの。でもなぜか、最近いやがらせがやんで、不思議に思ってたけど……。
そんなことになってたなんて……驚く私に、さきが言う。
『で……。その骨を折ったの、智哉さんらしいよ。見た人がいるみたい』---------え!?『智哉さんヤバくない?私にも絶対いやがらせの犯人見つけるとかって言って---』
そこまで言ってさきは、しまった、という顔をした。智哉さんが、犯人を見つけるって……どうやって?
『--さき、智哉さんにいやがらせの事言ったの?私、黙っててって言ったよね?約束破るなんてサイテーだよ………』
『ごめん……でも、くるみの事が心配で……』