テキストサイズ

怖バナ特集

第1章 君が望むなら

ショックだった。智哉さんの悪口を言われたことも、さきに約束を破られたことも。

怒りで声がふるえた。
『私、そんなこと信じない!ひどいよさき、もう絶交だよ!!』

『ちょっと待って、くるみ!』

私は、心配そうなさきの声に振り向きもせず、教室からとびだした。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ