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第2章 関係

そう笑顔で聞くと、中垣は机に顔を伏せ言った。

「ダメじゃねーけど、危ないことすんなよ…」

「ありがとうございます」

私が笑顔で言うと、中垣は若干疲れ気味に肩を竦めた。

そうそう、中垣昴とは一年のとき同じクラスで、良く話す仲なのです。何かと世話焼きの性格で、クラスで孤立していた私と唯一話す人です。

身長は170ほどで可愛い顔をしています。
髪は黒く、ワックスで固めツンツンにしていて薄い茶色の真ん丸い目が特徴的でしょうか。

私の唯一の友達ですかね。

暫く話をしていた私達でしたが、ガラッと開いた扉の音に、教室内が一気に静かになった。

それを知ってか、早口に中垣は私に言った。

「話しは後からで…
そんじゃ!」

分かりやすい、苦手なのは分かるけど
そこまで逃げなくてもいいと思う。

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