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まさか私が…あなたと?

第8章 *電話*

出来あがったオムライスとお茶を
海斗のところまで運んだ。

「ありがとう。美味しそうだね、」

「うん!美味しいよ!」

「良かったです。これで妹さんが
いつきても大丈夫ですね」

「まなちゃんのおかげだよ、ありがとう。
何かお礼しないとね…何がいい?」

「い…いりません!いりません!お礼だなんて!
メガネとコンタクトもらいましたし、
充分です!」

「それじゃあ俺の気がおさまらないよ、
あっじゃあ勉強しよう!頭はあんまり良くない
けど教えてあげられるよ?」

「あ…は、はい。じゃあ…」

もちろん愛の頭は人よりもかしこかったし、
教えてもらう程わからない問題もない。
けどそれで海斗の気が済むならと承知した。

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