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まさか私が…あなたと?

第8章 *電話*

「やっぱりまなちゃん上手だね。
俺のカンが良かった♪」

ニコッと笑いながら私を覗く。

「あっ…あ、まだケチャップ付けてないので
これで仕上げです!…わぁ!

ケチャップを振ると中身が
飛びちってしまった…

クスクス笑ってタオルを取りに行く海斗さん。

「ご…ごめんなさい…泣」

「いいよ、ジッとして…」

海斗さんがケチャップが飛び散った
顔をタオルで優しく拭いてくれる。

「もう大丈夫かな?よし。」

「ありがとうございます…すいません…」

「いいよいいよ、気にするなよ?
あっまだついてるじゃん」

と私の手を取り親指を優しく舐めた…

「ひゃぁッ…」

思わず声が…

「あっもう大丈夫ですから!
海斗さんはソファに座ってて下さい!
オムライスそっちに持って行くんで…」

「了解っと。」

ビックリした…心臓がまだ暴れてるょ…
海斗さんの顔がもう見れないよ〜…

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