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まさか私が…あなたと?

第3章 *両親*

そんな姉に手を取られていた両親は

私には関心なく、

「まなは、心配ないわね?」

「わかってるわよね」


「うん…テスト近いから部屋で

勉強するね」


よく勉強中も下では両親の怒鳴り声

食器の割れる音

もしかしたら私の存在は

あの頃で消えていたのかも

今は仕事にのめり込む姉。だけど

家族の中の薄い壁はなくならない

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