テキストサイズ

天然男子を攻略せよ

第1章 幼馴染みな二人

「あれー?今日はじゅんじゅんと一緒じゃないの?」


優子は小学校の時から純のことをじゅんじゅんと優子だけ呼んでいる。


そしてなぜか私はいつのまにかなっちゃんに……。


別に不満があるわけじゃないけど名前で呼ばれてみたいっていうちょっとした願望がある。


まぁそれはまずおいといてー…


「なんか宿題忘れたっぽくて途中で家に引き返してた。まっその内くるんじゃないの?」


「あーじゅんじゅんドンマーイ。」


優子は励ましていながらも本当に他人事のように棒読みだった。


「優子全然感情がこもってないけど?」


「てへっ!ばれたか!!」


と言ってペロッと舌を出して見せた。

何で私の周りにはこんな能天気なが集まるのだろうか。


類は友を呼ぶってやつ??


ってことは私も能天気なんだな。


なるほどね!!うん!!自己完結!!

ストーリーメニュー

TOPTOPへ