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拘束【糸繰編】

第7章 相部屋にて

アンドロは、関心のないことには無視するが、関心のあることになると、実に多弁になる。
将来の夢は、溶接工になりたいといっていた。そういいながらも、アンドロは溶接ができるわけでないので矛盾している。

勿論、私はアンドロにそのことをつげない。どうせ、無言の口論になるだけだから。

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