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拘束【糸繰編】

第8章 中庭

私は、メイファと一緒に中庭の作業にいくことにした。アンドロは関心がなかったようで、無言の同行拒否。チョッパーにプラトンは肉体的作業は無理(…だと思う。)。

ここの連中はどうして、団体行動が難しいのだろうね。

…こういってしまうと私も含まれるので気が滅入る。

話がそれてしまったが中庭の話に戻そう。

中庭にでるためには、先生と付き添っていた女性、そう、私を個室から相部屋につれてきたあの女性。
…名前つけてなかったな。
妖艶だから、ミレディとしようか。

ミレディが、私を個室から相部屋につれだした時に使った鍵を返した場所、職員の詰所の前を通って、中庭に出る。

私は驚いたが、職員の詰所から更にまた鍵のついた柵があり、ここ通って中庭に出るという案配なのだ。
私はメイファの同伴で中庭にでる。まだ、職員の信頼がないからであろうか。

さて、メイファが職員をつれてきて中庭に出られるように手配している。

私は、何気なく詰所の中を覗いた…。

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