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トライアングル・ラブ

第9章 ライバル



わがままを言って言い合えば教えてくれる。
私のちょっとした特権。


あ、ちなみにボタンが取れまくっていたブラウスはお姉ちゃんに治してもらったんだ。

お姉ちゃんは私と違って美人で優しくて料理もできて、もう完璧なの!


「ほら、ちゃんと考えろ、馬鹿。」

「馬鹿って言うほうが馬鹿なんだよーっだ!」


私はあっかんべーをした。


「ガキか。」

「若いって言って!」

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