『トライアングル・ラブ』第41章「お熱×お熱＝？」　799ページ

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トライアングル・ラブ

第41章お熱×お熱＝？

え？！
裕也休みなの？！
しかも熱？！

「裕也が熱だぞ！面白いだろ！」

梅ちんが教室中を見渡しながら笑顔で言った。

「ちょっと梅ちん！裕也に失礼！」

私はつい立ち上がり、梅ちんに文句を訴えた。

すると待っていましたかのような笑顔を見せた梅ちんは、私にニコニコしながら近づいてきた。

「な…なに？」

笑顔が不気味な梅ちんに私はたじろぐ。
梅ちんは私の両肩にそれぞれ両手をポンッと乗せた。