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トライアングル・ラブ

第2章 日常生活



「山ちゃんは、親友みたいな感じだよ?」

私は沙織に言った。


「親友…ねぇ。」

沙織は私を見ていた目を、山ちゃんに向けた。
そして、しばらく見つめたあと、裕也に視線を送った。


「沙織?」

私の言葉に何も言わない沙織。

しばらくして、再び私を見て、ニヤリとして、

「面白くなりそう。」


と言った。

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