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トライアングル・ラブ

第10章 恋のキューピッド



いきなり後ろから声がしたので、私は山ちゃんをあおいでいた手を止め、振り返った。


「なーに、裕也?」


左隣の裕也だ。


「暑い。」

「…うん?暑いね?」


夏が来るからそりゃー暑いよ。
ってか、皆して暑い暑いうるさーい!


「あおいで。」

「はい?」

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