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トライアングル・ラブ

第12章 着信



「じゃぁ、僕たちのクラスの文化祭の出店は、不思議の国のアリスをコンセプトにした喫茶店で良いかな?」


担任の先生の梅原先生が笑顔で言った。

あだ名は“梅ちん”。
背が高く顔もキリッとしていて、何より若いイケメン先生。

私は梅ちんのクラスでよかったって心から思う。


3年間クラス替えがないから、皆ずっと一緒。


「OKでーす!」

「衣装可愛いのにしたーい!」


クラスの皆が騒ぎ出した。

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