テキストサイズ

トライアングル・ラブ

第12章 着信



「ほほう。英語は5、数学は3…ちょっと~、アヒルがないじゃーん。」


なんでそこ悲しむの?
普通喜ぶよね?


「アヒル見てみたーい。」


私ってやっぱりお母さんに似てるのかな?


「あ、お姉ちゃんが姫奈帰ったら帰ってくるって言ってたから、お姉ちゃんにメールか電話でもしてみてね。」

「はーい。」


私はかばんに手を入れ、ケータイを探しながら2階の自分の部屋に向かった。


ストーリーメニュー

TOPTOPへ