テキストサイズ

トライアングル・ラブ

第14章 再会



あ、浮輪欲しい!


「…りょーかい。」


山Pが静かに言った。

あれ?
テンション低くない?


「行くぞ。」


再び裕也が腕を引っ張り、貸し出しものコーナーに向かった。


私は普段歩くのが遅いため、裕也と歩くと小走りになってしまう。
今は腕を引っ張られてるから尚更。


歩くの早過ぎる~。


「ゆ、裕也早いよ…。」


私はすでに息切れをしていた。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ