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トライアングル・ラブ

第17章 初めての嘘



真理と裕也が仲良く1枚の大きなポスターを制作していた。


私がちょっと離れたところに立っていると、真理と目が合った。

真理はニコリと微笑み、再び裕也に話しかけだした。


“今良いところだから、協力してね。”と言わんばかりに。


そこ…さっきまで私がいたのに。


切なさが込み上げてくる。


「暇人姫奈発見。」


頭に段ボールを乗せられた。

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