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トライアングル・ラブ

第20章 “欲しいもの”



「はぁ?うちのクラスにそんな奴いないから!」


私は沙織に頭をペシンと叩かれた。


「…でも…「姫奈~、私たちそんなに信用ない?」


後ろを振り返ると、クラスのほとんどが私を見ていた。


「ほら!私、ちゃーんともう姫奈の名前書いたんだから!」


あゆみが紙を私に突き出した。
あゆみも大切なクラスメートの一人。

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