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トライアングル・ラブ

第20章 “欲しいもの”



「さ、そろそろ来場者の人も来るから、皆それぞれの持ち場についてー!」


投票用紙を配り終えた沙織が、手をパンパン叩きながら言った。

私はかばんからタオルを取り出し、涙を綺麗に拭いた。


ついに始まる文化祭!
不安もあるけど、やっぱり楽しみ!

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