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「そういや、さっき山Ｐとどっか行ってなかった？」


私と山ちゃんは、わたあめを食べ終え、急ぎ足で教室に戻ってきた。

無断で休憩とっちゃったもん。
皆忙しいのにゴメンなさい。


「もしかして…。ついに山Ｐ決心しちゃった？！」


沙織が口を手で押さえるというオーバーリアクション。


山ちゃんが決心か…。

“俺にも本当に欲しいものある”そういう山ちゃんがかっこよく見えた。

山ちゃんに想われてる子は幸せだなぁ…。


「姫奈ってば！質問に答えてよ！」