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トライアングル・ラブ

第21章 混ざり合う気持ち



「さっすが姫奈。人気者だね。」

沙織はヤキソバに青ノリをかけながら言う。


こんなんじゃおちおちお昼も食べられやしない。


「キャー!!波類様ぁ!」


ヤキソバ店の外から、女子の叫び声が。


「うるさっ!」


沙織は本気で迷惑そう。


すると、“波類様”らしき人がヤキソバ店にご来店。


店内をキョロキョロ見渡すと、私と目が合い、近づいてきた。

もちろん店内も叫び声が発生中。

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