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トライアングル・ラブ

第21章 混ざり合う気持ち



「お互い、頑張ろうね!」

「は、はい!」


波類先輩が手を伸ばしてきたので、私も手を伸ばし、握手をした。

その瞬間、店内からと外から寛大な拍手と歓声が巻き上がった。


私が恥ずかしくて照れているにもかかわらず、波類先輩は、ニコニコ笑いながら手を振っていた。


プリンセスじゃない!
これはプリンスだよ!

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