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トライアングル・ラブ

第30章 新しいスタート



「姫奈起きなさーい?今日出かけるんでしょ~?!」

「…んー…。」


下から叫ぶお母さんの声で目を覚ました私は、眠たい目を擦りながら、ベッドから身体を起こし、床に足を付けて座った。

机の上で何故かケータイが充電されているが、充電中のランプは消えているので、もう充電は終わったのだろう。

いつ充電したんだろう?

ケータイの隣には口の開いたスクールバック。

おそらくケータイだけを出して、吹っ飛ばしたんだろう。

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