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トライアングル・ラブ

第30章 新しいスタート



私はほんのり痛みを感じる頭を軽く右手で叩きながら、部屋の窓のピンクのカーテンを開けた。


「わ…眩しっ…。」


外からは容赦なく太陽が顔を出し、輝きを隠さない。

そんな太陽に私は立ち向かうことは出来ず、リビングへと向かった。


「あら、やっと起きたの?ご飯できてるわよ。」

「ん~…。ありがとー。」


まだ頭が完全に起きていない私は、リビングの隣にある洗面所に行き、顔を洗った。


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