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トライアングル・ラブ

第31章 複雑な祝福



「…実は、裕也と付き合うことになった…とか？」

「…え？！」


私は反らした目を反射的に再び山ちゃんに向けた。


「…な、なんで…。」


言おうか迷っていることを突然言われ、頭が困惑する。


「なんてな！そんな急展開あるわけねーか！」


私が言葉を発せないでいると山ちゃんが笑いながら自分の言ったことを否定した。

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