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トライアングル・ラブ

第5章 手紙



「姫奈!」


教室のドアから出ようとすると、裕也の声がした。

振り返ると、私の筆箱を手に持ち、ブラブラ左右に振っていた。


「あ!筆箱忘れてた。」

「筆箱無しで何しに行くんだよ。」


そして軽く私の方に投げてくれた。


「ありがとー!」

ナイスキャッチ私!


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