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トライアングル・ラブ

第36章 求めた光



「おい。聞いてんのか。」


「ほへ?」


気付けば私の目の前には数学の教科書とノートが。


あ、今数学の時間か…。


「お前、今日ボーってしすぎ。」


「ん~。」


私は右手で右目を擦りながら、言葉になっていない言葉を裕也に送った。



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