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「 Te amo。」

第10章 好きなのに・・。

柚子「私は、渉にだったら何されても平気だよ・・?」


渉「 !! 」


渉は一瞬驚いた顔をしたけど、すぐにそれは悲しげな笑顔に変わる。


渉「 ばぁか。 無理してんじゃん。」

無意識に強く握りしめていた私の手を渉が触った。


柚子「む、無理じゃないよ? は、は、初めてだし・・緊張するけど、渉とだったら怖くないって本当に・・。」


渉「分かった分かったw とりあえず、今日はもう帰んな? 門限7時だろ? 送るから。」


柚子「・・・はぁい。」

ブスッといじけた顔をすると「こら。笑え。」とほっぺをはさまれアヒル口のようになる。

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