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「 Te amo。」

第11章 友達。

家に着いてまっすぐに自分の部屋に向かいたかった。

でも、お母さんに怪しまれちゃうから一言「ただいま。部屋で宿題やるね~」と言ってすぐリビングのドアを閉めた。



パタン。


部屋に入った途端、またジワーッと涙が溢れてきた。



まだ好きなのに・・。

どうしてあんなこと聞けるんだろう。

無神経!


でも・・・
明日になったらきっとなんでもなかったように話しかけてくるんだろう。


そして私も話しちゃうんだろうな。

好きだから。

余裕なんてないよ。

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