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「 Te amo。」

第14章 卒業式。

【 裕貴 】


話に夢中になっていたら気が付くと外が暗くなり始めていた。

もっと話してたいな〜と思いながら、
「暗くなってきたね。 そろそろ帰ろっか?」と駒見さんに言う。


「そうだね。なんか楽しくてあっという間だったw」


!!!

平静を装っていたつもりだけど嬉しすぎる!


あんな出会い方をしたのに、謝った僕を許してくれた。
友達になってくれた。

まだ好きな気持ちは消えそうにないけど、今のままずっと一緒にいれたらなと思う。




あの日君に出会った日から、僕は自分を好きになれたから。


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