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「 Te amo。」

第14章 卒業式。

「え・・・」

梨花は真っ赤で、俯いてしまう


「梨花は圭介が好きなんでしょ? 二人付き合ってるんじゃないの? それにごめん・・・梨花のこと友達として見てたから・・・」

「でも裕貴はハグとかしてくれるじゃん。圭介とは別れるから。これから友達としてじゃなくて一人の女の子として見れない・・?」


「ごめん・・・向こうでの習慣でついしちゃうけど・・・誤解させてたなら謝るよ・・・本当にごめ「お願い! ちょっとでいいから考えてみてっ・・・お願い・・・。」


梨花の瞳がゆらゆらと揺れていた。


ガタッ


入り口に立つもう一人の姿。

「! ・・・・圭介・・・」

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