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「 Te amo。」

第14章 卒業式。

「ちょっと柚子! 前向いて! あんたが笑うの待ってんのよ!」

「わわっ! ごめん!」

小さなアリスはもうリラックスしていてとなりのアリスと楽しそうに笑っている。


僕はもう写真の事なんて頭になくて、彼女の小さな後ろ姿が気になっていた。




写真を撮り終えるとお客さんが押し寄せあっという間に僕は彼女を見失ってしまった。

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