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「 Te amo。」

第14章 卒業式。

文化祭の帰り道。


「裕貴ー」

「んー?」

目の前に写真を突きつけられる。


「裕貴、下向いてるよ(笑)」

「うん。下見てたから。」

「・・・・・。」
写真と僕を交互に見る駆。


「・・・・・。」

「きゃー!」

「何か?」

「裕貴まさかチビアリスに一目惚れ??」

顔が熱くなるのを感じる。
「チビって言うな。」

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