テキストサイズ

「 Te amo。」

第14章 卒業式。

駆もようやく気付き、二人で息を潜める。


まだ二人の会話が聞こえてくる。

どうやらすぐ側のバス停で待っているようだ。




「私たちが行く学校の文化祭、蒼と行ったよねw」

「行ったねー!アレは楽しかったよねw」

「マッドハッターさんとウサギさん元気かな?(笑)」


僕たち!(笑)


「あははっ柚子めっちゃ気になってたもんね。」

え!///// (←裕貴)
なになに!? 裕貴の話?
駆っ!シーッ!


「気になるっていうか・・・すっごくキレイな人だったんだよ! 優しかったし。 また会えたら、友達になりたいなっ。」



と・・・ともだち・・・。


・・・・・・。(←裕貴)
・・・ドンマイ! (←裕貴の肩に手をおく駆)


ストーリーメニュー

TOPTOPへ