テキストサイズ

「 Te amo。」

第15章 3年生。 ー 迷える子羊ー

「ゆーずっ♥︎」
ギューッと後ろから飛びつかれた柚子は思わずよろけてしまう。


3年6組。
私と蒼はなんと3年連続同じクラスという奇跡が起きた。

さらに、吹奏楽部メンバーが全員同じクラスという先生の策略を感じるクラス分けだ。




「あ、蒼〜重いー!」
身長差のある柚子にとっては、だけど。

「ひどー!これでも痩せたのにぃ!」
むうっと膨れる蒼は相変わらず綺麗。



「うりゃっ♥︎」と抱きついたまま蒼の両手は柚子の胸に・・・



「やんっ////// 」

ギャーッ///// 変な声出たぁ(泣)

ストーリーメニュー

TOPTOPへ