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「 Te amo。」

第15章 3年生。 ー 迷える子羊ー

その瞬間、ザワッとクラス内が騒がしくなるが、蒼から離れることに必死な柚子の耳には届かない。



「駒見って可愛いよな?」
「胸おっきいし♥︎」

「おまっ!聞こえるだろっ!!ひっ!!!佐久間こっち睨んでんぞ!」





「はぁ〜柚子を守れるのは私だけだわ。」
蒼は柚子を抱きしめたまま、ヨシヨシと頭を撫でた。

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