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「 Te amo。」

第15章 3年生。 ー 迷える子羊ー

レオのホームステイ先の家族と一緒に車に乗せてもらっていた。



後ろの座席に座り、何も話さない私たち。




手を繋いでいる右手が温かい。


ふと隣を見ると、


視線に気付いてニコッと笑うレオ。


眉毛は、やっぱり下がっている。


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