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「 Te amo。」

第15章 3年生。 ー 迷える子羊ー

空港へ到着し、チェックインを済ませる。



道が混んでいて到着がギリギリになり、チェックインを済ませたら搭乗までは1時間しかなかった。



英語や中国語のアナウンスが流れる。
窓の外にはいろいろな国の飛行機が出発の時を待っている。

空港には、ホームステイ先の家族だけではなく、吹奏楽部メンバーも見送りに来ていた。


「柚子・・・。」
蒼が心配そうに私に声をかける。



私は、実を言うとまだ実感がなかった。



レオと離れることはすごくすごく寂しい。

でも・・・




それがどんなことになるのかなんて、想像も出来なかった。







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