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賄賂は君の身体で

第6章 強制収監です!!

色々と考えさせられて、思い出したく無い過去なども思い出していた万里は、ため息をつきながらも温室に向かった。



暖かい温室に、大好きな植物の状態を記録ノートにチェックをいれながら見つめていた。



万里自身も『生徒会室に行かないといけない』そうは思っても、中々行く気になれなかった。
徐々に自覚する『恋心』が怖くて。



あと5分経ったら行こう。
部費をこれ以上削られないためにも。



そう思いつつ、温室の南国フルーツの目の前でぼんやりしていた。

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