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賄賂は君の身体で

第6章 強制収監です!!

バナナの木のそばにしゃがんで、土を摘まんでは離してと、いじいじしていた万里に、突然の不幸が襲った。



万里自体何が起きたのか分からず、硬直してしまうが、直ぐに我に帰った。



「キャー!!冷たい!!」



『シャー』というシャワー音と
頭から大量の水が次々に降ってきたのだ。


バッと振り返ると、
無表情で万里にホースのシャワーを向ける小柴がいた。

手で水をよけようにも、全身に大雨のようにかけられどうにもならない。



「会長?!」

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