賄賂は君の身体で
第9章 名前問題発生です!!
お付き合いが始まり一週間が経ち、校内中に衝撃が走った。
『会長様に彼女が出来た』
『相手は冴えない園芸部』
万里は皆に陰口を言われていたが、それよりももっと嫌なことがある。
「丞と呼ぶまでここから出しません」
そう言って、万里をソファーに座らせ、あと数センチで唇がつくくらいの距離で凄まれている。
『小柴先輩』という呼び方で収まったはずだったが、それは3日間のみのランニング期間。
それからというものの、呼び方を強制されまくっていた。
「あ、あの。強制されると言いにくくなります!!」
「そうでしょうか?今直さないと一生このままになりますよ?日が経つに連れ、もっと恥ずかしくなるものです」
『会長様に彼女が出来た』
『相手は冴えない園芸部』
万里は皆に陰口を言われていたが、それよりももっと嫌なことがある。
「丞と呼ぶまでここから出しません」
そう言って、万里をソファーに座らせ、あと数センチで唇がつくくらいの距離で凄まれている。
『小柴先輩』という呼び方で収まったはずだったが、それは3日間のみのランニング期間。
それからというものの、呼び方を強制されまくっていた。
「あ、あの。強制されると言いにくくなります!!」
「そうでしょうか?今直さないと一生このままになりますよ?日が経つに連れ、もっと恥ずかしくなるものです」