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賄賂は君の身体で

第3章 悪魔の契約です!!

イライラしつつも、お似合いのこのバカップルに文句も言わずにひたすら耐える私はマゾヒストかもしれない。


30分もしない間に、生徒会の人が来て温室の暖房器具の手配が出来たと知らせてくれて、あちこちに取りに行っては設置した。


半日の間にも、寒さにやられた植物達はしなしなしていたが、これでどうにかなりそう。


温室の中にミニテントを作って暖めた。



「温度も湿度も…これで大丈夫です。」


「良かったぁ。」



部長の言葉に、河原が涙目で安堵していた。


まったく、何も良くない!!

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