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みえない鎖

第13章 意識

一瞬、今どこに居るのか、把握できなかったけど。

「起きたか」

耳元でアキの声。

・・・何故か湯船につかってる。

アキに寄りかかって、うとうとしてたみたい・・・というか、いつここまで来たのか記憶にない。

どう考えてもアキの仕業。

疲れが残って無い訳じゃないけど、何となくすっきりした気分。

「どれくらい寝てたの?」

「落ちてたのは1時間以内ってところか」

「今、何時かな」

流石にお腹がすいてきた・・・気がする。

「9時は過ぎてた」

「9時!?」

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