テキストサイズ

みえない鎖

第14章 加速

「下着はレース付きの白か」

振り返ると、アキ。
・・・辛うじて、下着だけは着ているけど・・・。

「お、おはよう?」

・・・何だか気恥かしい。
あれだけの事をしたのに。
いや、あれだけの事をしたから、気恥かしい?

「何動揺してんだ。俺は別に朝から続きやっても構わねえけど?」

「・・・私は構う。というか、服ドコ?」

「今持ってるそれ着ろよ」

「・・・何となく、イヤ」

だって、イヤなものはイヤ。
何であの店員に嫉妬してるのか解らないけど、イヤなものはイヤだ。

「ふーん。なら、選択肢をやるよ」

ストーリーメニュー

TOPTOPへ