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みえない鎖

第14章 加速

「その服を着るか着ないか、だ。着るなら、食べて送迎つき」

「・・・着なかったら?」

「今から昨日の夜の再現」

「・・・・・・・・・。」

未だヤる気なの?
っていうか、私は昼からバイトの予定。

今からアキの言うところの“夜の再現”されちゃったら、確実にバイトは休まないと無理。

「俺としては、瑠璃のバイトに行かせるよりは、ココでキモチのいいところにイかせたいけど?」

求められてるってのは、悪い気はしない・・・けど、

アキの求めを全て聞いてる間に、飽きられるのも怖いし、バイトも必要だからやってる訳で・・・。

「・・・はぁ」

口から出たため息と共に、限られた選択肢から選ぶ答えは1つしかない。

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