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みえない鎖

第18章 微妙なずれ

思わず目を見開いた。
叫ぶかと思ったけど、凄くびっくりしたら、言葉にならないものらしい。

何でここにいるのかが解らない。
確かに、過去送ってもらった事あるから、私が住んでる場所は知ってるのは解ってる。

解ってるけど、何でいるの。
って思ったけど、用があるのは私とは限らない。

ここは素通りっと思って、足早に通り抜けようとして・・・。

「瑠璃」

知らないっ!!

無視して足早にエレベータに向かう。

「瑠璃っ待てよっ」

後ろから追いかけられて、腕を掴まれる。

「離してっ」

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