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みえない鎖

第20章 翻弄と暴露

抵抗出来ない身体は簡単に服の下へと侵入を許し、上半身を這いまわる、私の肌より冷たいアキの指。

何時もより、触れられてる実感が強い。

「・・・ぁぁアキぃ・・」

狂いそう・・・止めて欲しい・・・。

「・・・止めて」

何時もより感じちゃう・・・もっと欲しい・・・。

「・・・・・・止めないで」

「どっちなんだよ?」

クツクツと喉を鳴らし微かに笑うのが解る。

さっきからアキは耳元で囁くばかり。

・・・解ってやってる、と思う。少し、腹立たしい。

でも長続きはしない。それを上回る・・・から。アキが私に優しく触れる事によって。

気がつけば、上半身の服が捲り上がり、夜の空気に曝される・・・肌。

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